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2012-03-02 22:41
睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)という言葉を聞いたことがある方も多いとおもいます。
睡眠時に舌や軟口蓋が緩んで、一時的に気道が閉塞されるため、呼吸が停止るする病気です。
日本国内で推定200万人の患者さんがいると言われており、最近では新聞やテレビなどでも取り上げられることが多くなっています。

呼吸の停止により脳が酸素不足を感知して、呼吸を回復するために一時的な目覚めをおこすため窒息することはありませんが、この呼吸状態を一晩に何度も繰り返すことで、睡眠不足による昼間の強い眠気や、様々な病気を誘発すると言われています。心血管障害・脳血管障害との関連性があり、未治療での放置は生存率の低下が指摘されています。
(1976年、米国・スタンフォード大学のGuilleminaultが提唱。7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸
睡眠1時間あたり10秒以上の無呼吸あるいは低呼吸が5回以上ある)

睡眠時無呼吸症候群の主な症状として
①大きないびき
②日中の極度な眠気
③熟睡感の欠如
④全身倦怠感
⑤夜間の頻尿
・・・などが挙げられます。

では実際どのようにして無呼吸になるのでしょうか。
下のイラストを見ていただくとわかりやすいでしょう。

SAS1.jpg
正常な人の睡眠時における気道状態

SAS2.jpg
「いびき」発生時における気道状態:気道が狭くなっています。

SAS3.jpg
完全に気道が閉鎖した状態:この状態で無呼吸になります。

睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合には睡眠検査を行います。
通常、簡単な簡易睡眠検査か入院して行う終夜睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography)があります。
睡眠検査の項目として
1換気検査
2循環検査
3血液ガス
4体位変動
5胸腔内圧
があり、この検査結果のもと治療方法が提案されます。

現在一般的に行われているう治療方法は
①経鼻的持続陽圧呼吸療法 nCPAP (nasal Continuous Positive Airway Pressure)
②口腔内装置(上下一体型・上下分離型)
の二通りがあります。

①の経鼻的持続陽圧呼吸療法はシーパップと言われ、簡単に説明すると寝ている間に鼻の穴から圧をかけて気道を拡げてあげる治療方法です。治療法としてはとても効果的ですが、寝ている間は装置を固定しなくてはいけないのと、外出先では使えないなど制約があります。

②の口腔内装置は寝ている間にマウスピースを装着することにより、下あごの位置を前方に移動させて気道を閉塞させない装置です。

今回下の写真でご紹介しているのは、上下分離型の口腔内装置「ソムノデントMAS」です。
この装置の利点は従来の上下一体型の口腔内装置に比べて、装着感がよく、下あごの位置の調整などもしやすいため治療効果が得やすく欧米では睡眠時無呼吸症候群の治療法の主流になりつつあると言われています。

somnodento.jpg

この度、当クリニックでも睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置「ソムノデントMAS」を提供することができるようになりました。
いままでは単に「いびき」がうるさい、寝ぞうが悪い・・・、とおもっていた方。睡眠時無呼吸症候群は放置すると、心筋梗塞や脳梗塞などの生命にかかわる合併症を生じる可能性があるので注意が必要です。
気になるかたは一度、専門のクリニックにご相談されることをお勧めいたします。

ソムノデントMASのご紹介
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